株式会社ゆめ工房

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製造業

27 業務用機械器具製造業

取り組んでいる行動

現代社会において障がいのある子どもたちへの理解や認知については、十分というにはほど遠いと感じている。例えば、障がいのある子どもに使用される車いすやバギーをベビーカーと誤認する人も多い。加えて、最近では見た目では判断しにくい障がいがある子どもが増えており、街中でも障がい者であると理解してもらえず困っている人が増えている。このような方々をサポートしていきたいと思い、自身の事業に社会貢献やインクルーシブの要素を加え『ゆめカフェ』、『ゆめひろい』、『ゆめあつめ』などを開催している。
『ゆめカフェ』では障がいや発達に悩みのある子どもたちとその家族、子どもたちに関わる施設や団体・企業などに垣根を越えて集まっていただきフリートークをしていただくコミュニティづくりを行っている。
『ゆめあつめ』は出店者を『インクルーシブ』『多様性』に関わる方に限定したマーケットとなっている。
『ゆめひろい』はこのマーケットの出店料を活用し、就労継続支援事業所やさまざまな福祉事業所に、お仕事として商店街の清掃をしていただくことでインクルーシブなまちづくりの活動に還元している。
今後もこのような活動を継続していくことで、子どもたちを取り巻く環境がより良くなり、子どもたちやご家族が幸せに暮らせる地域社会が作られることが理想であるが、この仕組みを構築するには、1企業だけでは不可能なので、地域社会や地域住民、企業や行政など、様々な方々を引き寄せ、巻き込み、関係人口を増やしていきたいと考えている。

事業を通してどんな世の中にしたいか

企業であるゆめ工房が、障がいのあるこどもたちをはじめとした、多様性のある人たちがハッピーに暮らせる地域社会を創りたい、と考えております。そして、中小企業が中心となって、インクルーシブなまちづくりをすることが当たり前である文化、「インクルーシ文化」を文化首都・京都から、全国、全世界へ発信していきたいです。

S認証への想い、期待など

「S認証(ソーシャル認証)」やソーシャルビジネスというと、奉仕やボランティアというイメージがまだまだ強い。しかし、企業が"社会貢献"や"社会課題解決"の活動を事業として行うことにより、企業イメージアップやブランディング、事業の加速が可能になると考えております。自社の事業にソーシャルや福祉のエッセンスを取り入れる企業が増えることを切に願います。