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製造業
9 食料品製造業
取り組んでいる行動
弊社ライフサイエンス事業部で食品や素材、化粧品等の機能性を立証することを開始しました。生体に生理変化をもたらす食品等の摂取には、当該成分の容量が大きな役割を果たすことがわかっています。実際に生理変化をもたらす容量を摂取してこそ自律神経系・内分泌系の作用を通じて生理変化が起こるためです。
しかし、求めている効果がある成分を使用していても、それを阻害する原料が複合的に配合されている場合、素材の容量が規定に達していても十分な効果を発揮できなくなってしまうこともわかっています。また、機能性を謳うためには、実際の製品を投与した時の生理変化がどうであったかという実験データや論文を科学的根拠にすることが重要ですので、学術研究で使用、或いは論文発表してきた自律神経活動を直接計測する電気生理学測定の機械を導入し、素材摂取による自律神経の変化とそれに伴う生理変化を実測することが可能となりました。この技術を使えば素材の探索や容量の定量等を実験動物の自律神経の変化を見ることから短時間でスクリーニングができます。
他社が生理変化などのデータ取得に長期間かかるのに対し、当社は神経測定を行うので短時間で行うことができます。
このことから、ウェルネス製品を発売する事業者から受託試験を受け入れ、実際の製品を使用した基礎医学研究レベルの実験を行い、論文を発表するまでをフォローし、届出論文や実験データの取得をサポートできるため、中長期的に市場にある製品の質の向上に寄与することに繋がると考えています。