サポーツ京田辺

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教育学習支援業

82 その他教育、学習支援業

取り組んでいる行動

一般的に"学習塾"というと「高校や大学へ進学するための科目を指導する」と考えられます。しかし、本来"学ぶ"とは、「知識を覚える」のが本質ではなく、「ものの見方や考え方が変わること」であるはずです。しかし、一般的な教育場面、ましてや進学指導を前提とする塾においては、「誰もがやればできるはず」を正論とすることで、結果的に本人の能力を無視した、やる気論による自己責任によって、認知発達的な遅れや歪みも含めた"弱み"のある人が追い詰められてしまうことがあります。「勉強が苦手」だから「塾でサポートしてもらってなんとかしたい」というニーズに対して、「必ずしもやればできるでもない」という現実認識を踏まえたうえで、「普通になるために、血のにじむ努力をして"弱み"を乗り越える」ということを、いわゆる療育という身体運動による身体発達からアプローチしたり、「すでに折れてしまっている心を受け止め、再びたたかえるまで癒す」という、カウンセリングにあたる心理指導などの観点で、机上の教科学習のみではない、"教育活動"として取り組んでいます。

事業を通してどんな世の中にしたいか

現在の世の情勢全般について、「上手くいっている」とは考えにくく、我々以上により若い世代にとって、「どう考えても明るい未来が見えない」という想いに駆られてしまうのも必然と思わざるをえません。
この現実認識から、前向きに思考するためには、目先の付け焼刃ではなく「教育」で根本的な有り様から変えていくことを考えていかねばならないと思います。とは言え、一事業体レベルでできることは限られますが、「知識を得るための教育」の段階から、次の「教育」の在り方に進化する一石を投じる役割を担いたいと考えています。

S認証への想い、期待など

S認証申請にあたり、改めて自ら取り組む事業の意義などについて省みることができました。