株式会社SOCRAH

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情報通信業

39 情報サービス業

取り組んでいる行動

地域の市町村と連携し、VRコンテンツ制作や地域イベントへの出展を通じて、地域の魅力発信に取り組んでいます。本社のある京田辺市では、2023年のNHK大河ドラマの放送を受け、京田辺を伊賀越えの地として盛り上げる事業の一環で、『家康伊賀越えVR』コンテンツを制作しました。このVRは家康の目線で伊賀越えを体験でき、地元の方々に演者として参加していただくことで、京田辺へのシンパシーを深めていただくことができました。また、『京田辺市民まつり』で地域の方々にこのVRを体験していただき、小さなお子様からお年寄りまで幅広い世代に地域の魅力を発信することができました。弊社の製作したVRコンテンツはHPを通じて一般公開も行っています。さらに、サテライト施設(『水凪の庭』:旧家の古民家を林野・農地とあわせて買収し体験・研修施設として整備)のある岡山県真庭市の小・中学校と連携し、現在、VRコンテンツの体験やICT教育プログラム授業を実施し、子どもたちが最先端技術に触れる機会を提供しています。この取組を通じて、地域や対象を観察する力やアナログからデジタル変換に対する感覚力などを学んでもらっています。

事業を通してどんな世の中にしたいか

地域の自然や社会、文化は、そこに住む私達にとって「アタリマエ」な世界ですが、他の地域から見ればとても珍しく、貴重で、重要な叡智と資源で満ちあふれています。その事実を発見し、学び、継承する豊かな世界の再生産が可能な未来を作りたいと考えています。政策や行政に頼り過ぎない、文字通りの自尊自営の極彩地域色あふれる未来を目指したいと思います。

S認証への想い、期待など

日本のほとんどの企業は“屋号”で法人登記をしますが、屋号とはすなわち生業“家”の称号。家の存立基盤はなにかと問われると、それは“地域社会”が答えになるはずです。この日本の伝統的な「アタリマエ」を、行き過ぎた資本主義、自由主義経済の澱の中からようやく救い出し、その大切さを可視化してくれる「S認証」制度に、大いに期待をしています。