坂矢木材株式会社

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製造業

12 木材・木製品製造業(家具を除く)

取り組んでいる行動

【脱炭素社会・カーボンニュートラルの実現への寄与】
弊社主催でイベント「ウッド住まいるフェア」を開催し、広く一般に木材の良さを伝えています。特に環境問題に対する木材の有効性を伝えることに注力しており、ご来場者様に国産木材の強みをお伝えしています。
国産材には水分含有量が高く強度の面で海外産材に劣るとされる課題がありますが、弊社独自で特殊な乾燥工程を確立し、乾燥による強度低下のリスクについて京都大学から強度立証をいただくことができました。その他、弊社では製材時に出る挽粉を産業廃棄物として処分せず、畜産業者に家畜の足を保護する敷料として提供しています。挽粉にできない端材は木材乾燥機のボイラー燃料とすることで、購入した丸太の製材過程で廃棄物が出ないシステムを構築しました。これにより林業における川上から川下の過程で川中という一部分ではありますが、カーボンニュートラルの実現を目指す資源サイクルにアプローチしています。
【地域活性化】
オープンファクトリーを定期的に実施し、木材の良さや製材工程を分かりやすく伝えて、将来的に木材業界への就業に関心を持ってもらえるよう取り組んでいます。また、若年のうちに地元事業者に触れてもらうことで将来の雇用に繋がるよう、地元の小中学生向けに就業体験を実施しています。

事業を通してどんな世の中にしたいか

世界的に建築物の木質化が推進される中で、安心安全な木材を提供することでカーボンニュートラル社会実現の一助を担いたいと考えます。

S認証への想い、期待など

地球環境のために「すでに取り組めていること」「すぐに取り組めること」「将来的に大きな効果が期待できること」があり、事業の有用性と将来性に気付かされた点です。