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分類不能の産業
消防機器業
取り組んでいる行動
有効な消火訓練の為には、実際に火を燃焼させて消火器を使用する訓練が望ましいことは言うまでもありません。しかしながら、火を燃焼させる訓練は天候に左右されること、実施場所の選定と確保、準備・後片付けの労力に加え、使用した消火器の粉末が訓練後に近隣へ散布してしまいこれまでにトラブルが発生していること、訓練時に火傷を伴う事故が発生していることなどから、火を燃焼させる訓練を行うことは難しい現状があります。このようなことから弊社は1986年に消火訓練装置を開発し、特許を取得しました。そこから改良を重ね、現在は消火器訓練AR(拡張現実)を用いた体験型消火器訓練装置を開発しています。災害疑似体験は誰でも災害リスクを「自分のこと」として実感できるため普及し始めています。本製品は、実際の消火器の操作と連動することで、実践的かつ有効的な消火訓練が可能です。本製品は1名でも訓練が可能であり、将来的には消火器による訓練に加えて、AR技術による煙避難訓練や最適な消火器の選定のための体験ツールとして大きな発展性を持っており、人々の安心・安全を守る一助となると考えています。