革工房GYPSY

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卸売業・小売業

20 なめし革・同製品・毛皮製造業

取り組んでいる行動

皮革に対する誤解を解き、正しい理解を広めていくためにご来店いただくお客様に「天然皮革は食肉の副産物であり、製品化のために動物の命を不必要に奪っているわけではない」ということをお伝えしています。また、本革は天然素材であり、適切なメンテナンスを行えば他の素材に比べて高い耐久性を持ち、長期間使用できるサステナブルな素材であり、製造から販売、さらにはメンテナンスまで一貫してサポートし、お客様に長く愛用していただけるよう、日常的なお手入れ方法をお伝えしています。また、お子様のランドセルをキーホルダーや財布へ作り替えたりして使わなくなった革製品を新しい形に生まれ変わらせる「リメイク」にも取り組み、「ものを長く大切に使う」という意識を広めています。
さらに、京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」と連携し、廃材を利用した企画展に素材を提供しており、工夫やアイデアによってアート作品や新しい製品に生まれ変わることを、多くの方に知っていただく機会を提供しています。加えて、地域が主催するリペアイベントでの修理の実演や、お子様向けのワークショップの開催など、地域社会と連携した活動も積極的に行っています。このような取り組みを通じて、長く使うことが廃棄物を減らし環境に優しい選択になることを広く発信しています

事業を通してどんな世の中にしたいか

事業を通じて、人とモノの関係が丁寧になる社会を目指しています。革に関する背景や特性を正しく伝え、作り手やユーザーが安心してモノづくりや製品に向き合える環境を支えることが私たちの役割だと考えます。1枚の革が時間と共に育ち、長く愛される、その最初の一歩を支えるお店でありたいと思います。

S認証への想い、期待など

今回S認証制度を取得するにあたり、環境や社会への向き合い方を事業を通じて深く考えるきっかけとなりました。私たちの仕事においては作り手と使い手の双方が安心して革と向き合うための大切な指標だと思います。

その他

京都府京都市下京区菅大臣町201 アイハウス101