有限会社画箋堂

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卸売業・小売業

60 その他の小売業

取り組んでいる行動

教育現場以外で子ども達が芸術に触れる場所として美術館が挙げられますが、その入場料に加え子どもが気軽に入れない等ハードルが高いことは否めません。そのため画材を扱う会社である弊社が、身近にアートに触れる場所を創り出し、創造性を育む場所を提供することが必要と考え以下の取組を実施しています。
【アートフェスティバルの開催】
2018年から京都の美術大学生と共に年に一度アートフェスティバルを開催しています。学校でのアートとのタッチポイントが少なくなることで興味関心がなくなっていくことを危惧し、広く公共の場でイベントを開催することでタッチポイントを増やすために行っています。フェスティバルの運営では、弊社はサポート役に徹し中心メンバーはアートを志す大学生が務めています。最初はよく分からないまま参加し話を聞いているだけだったメンバーも2年目、3年目と継続して参加することで具体的に自分たちのやりたいことを提案し、デザインやSNSといった広報を問題なく任せられるようになります。また自治体、出展者との価格交渉や調整、イベントの収支にかかるマネージメントも体験してもらい、アーティストやデザイナーとして将来フリーランスで活動することを前提とした実践的な経験を積めるようにしています。
【絵画教室やワークショップの運営 】
絵を描くことやものづくりに興味があっても学校や個人では中々深掘りすることが出来ません。弊社が運営する絵画教室やワークショップでは、プロのアーティストが講師につき、それぞれのスキルに合わせて専門技法を学ぶことができるようにしており、未就学児からシニアまで幅広い年代の方に受講いただいています。

事業を通してどんな世の中にしたいか

芸術、アートというと自分にはセンスが無い、上手く描くことが出来ないなどハードルの高い高尚なものといったネガティブなイメージが多くあります。子どものころに皆が自由に色遊びを楽しんだようにもっと気軽に誰もがアートに触れることができるようにしていきたいと考えています。

S認証への想い、期待など

申請にあたって自社で実施している事業や経営理念などを一から振り返りました。今まで当たり前にやってきたことがクリアになり、また想いをさらに強く持つことができました。またそれらを社員の中で共有できたことも特に印象に残っています。