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医療,福祉
85 社会保険,社会福祉・介護事業
取り組んでいる行動
当法人では、施設外就労として企業で訓練後、戦力として直接雇用につなげる「独自のステップアップ型就労支援システム」を導入しています。福祉事業所において職員が利用者をサポートしながら仕事をするのはとても大切なことです。しかし、企業へ就職しようと思えばそこから一歩前に進んだ就労訓練をしなければなりません。それが企業内で行う施設外就労と施設外支援であると弊社は考えています。このシステムを導入する上で重要なのが、企業への理解浸透です。京都市伏見区に物流拠点を持つ株式会社五健堂様とその関連企業の計5社との連携が実現、就労支援A型事業所「ワークチャレンジスタイルGOKENDO」を開設し、365日稼働しており、野菜加工やトレイの仕分け、ピッキング、配送ケースの洗浄など、利用者が食品物流の各種作業の一翼を担うことを可能としました。各企業の就労条件に合わせた中、施設外であっても適宜利用者をサポートできる体制も構築しております。この施設外就労と施設外支援を組み合わせ、訓練を継続して行うこと、そして利用者の特性を理解してもらう働きかけを継続することで、企業の戦力として認められた時にマッチングが生まれ、正式な直接雇用へと結びつきます。これが当法人の考える真のステップアップシステムのマッチングであり、企業の厳しさや体質を知る上で、とても大切な就労訓練のひとつであると考えています。加えて、就職後のアフターフォローにも力を入れており、途中でつまずきがあった場合でも、再び就労訓練に戻りやり直せるように受入体制も整えております。一方で福祉への理解と浸透を促す活動も行っており、各種講演活動や福祉専門学校の生徒に対する教育指導活動、府・市の支援学校との勉強会等も開催しています。また漫画本の出版、福祉映画の製作、ラジオ番組出演、各種講演会などを通じて、多くの方に福祉の大切さを伝えています。