合同会社アン

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医療,福祉

85 社会保険・社会福祉・介護事業

取り組んでいる行動

弊社が運営する就労継続支援B型事業所では、作業療法士が利用者へ個別に合わせた医療的プログラムを提供するリハビリ方式を採用し、作業療法の理論を基礎とした質の高いサービスを提供しています。利用者の症状に応じた業務を提供するとともに、職員の距離感や言葉の選び方についても、精神的・身体的な医学的根拠に基づいたアプローチを取り入れています。また、障がいのある方の将来的な一般就労を目指して、さまざまな就労訓練メニューを実施しています。アニメや手芸を活用した商品制作、展示会(コミケ)への出品販売など、サブカルチャーコンテンツに関わる業務や、サツマイモや玉ねぎの栽培・収穫といった農作物の栽培などを取り入れることで、利用者が興味を持って作業しやすい環境を整えています。
さらに、利用者の工賃を高水準に設定するため、歯ブラシの検品、HP用の動画制作、ロゴデザインなど、原価や設備負担が大きくない業務を選定しています。また、通所作業だけでなく、必要な方には在宅ワークができる環境も整備し、さらに、日中一時支援として利用者のご家族の負担軽減(レスパイト)にも貢献しながら、一般的な就労時間(平均8時間勤務)にも対応しています。

事業を通してどんな世の中にしたいか

弊社の取組みや理念が伝わっていくことにより、ご利用者本人だけでなくそのご家族までもが「自慢」として周囲に語りたいと思って頂けるように、真摯にサービス提供をしていきたい。
そしてそのことは弊社が、特殊で限られた福祉サービスだけではなく、皆にとって身近な希望をもって関わることが出来る事業を行っている会社なのだと認知されていくことに繋がり、結果として、障害をもった人々や障害福祉に対しての偏見を持つことが、世間知らずの行いであると明るく語られるような世の中にしたい。

S認証への想い、期待など

創業時のことなどを振り返ることで、事業に対する熱い想いを再度深めることが出来た。この私の想いをどうESG経営に繋げていくのか、ということを自問自答しながら学ぶ機会であったと言える。そして機構に伝えるというアウトプットを経ることで初めて、広く世の中に伝えるためとして形を成し、どう伝えることが良いのかという側面も学ぶことが出来た。認証を得ることはもちろんだが、このアウトプットの経験に価値があると感じた。