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建設業
6 総合工事業
取り組んでいる行動
当社は2023年に創業100周年を記念して、創業から現在までに施工した建築物の情報を収集・整理し、訪問や聞き取り調査を行いました。この取り組みは、近代建築の保存を通じて日本文化の一端を保全することを目的としています。これまでの当社の歴史をまとめ、記念誌として社会に発信することで、歴史的建造物の魅力や文化的価値を知っていただくきっかけになると考えています。また、当社は若手技術者に対する資格取得支援として、受講費を補助しています。この取り組みは、受講費が高額で資格取得を諦めていた社員の声を受けて始めたものです。資格保有者が増えることで、対応できる業務が増え、企業としての発展や社員の給与増にもつながると考えます。これらの取り組みにより、弊社は社会課題の解決に貢献すると共に、建築業界の若手参入を促し、業界全体を活性化することにより、持続可能な未来を築くことを目指しています。
事業を通してどんな世の中にしたいか
近年、戦前に建築され今も現存する「モダン建築」に注目が集まっていますが、維持保全が難しく、取り壊される建物が増えているのが現状です。ストック型社会と持続可能な開発を目指す現代において、当社は創業100年の経験を活かし、この現状を解決し、歴史的建築物を未来に伝えることにより、豊かな社会の実現に貢献したいと考えています。
S認証への想い、期待など
ソーシャル企業認証制度への期待として、当社の取り組みが評価されることで、歴史的建築物の保存と持続可能な社会の実現に向けた努力が広く認知され、さらなる社会貢献の機会が増えることを望んでいます。