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卸売業・小売業
織物・衣服・身の回り品小売業
取り組んでいる行動
・トーゴの布と京都の染色技術を掛け合わせたアパレル商品の企画と販売
→世界最貧国であるトーゴの可能性を引き出し、現地生産さている布を社会起業家から仕入れ、また衰退する京都の工芸を現代のかたちにマッチさせた商品展開をしています。
・職人工房での体験企画
→買い叩かれる職人仕事の価値を再定義し、一流メゾンを支える職人技がどうやって生み出されるかをトークセッションとワークショップで提案、体験をつくることで職人の加工賃を相場の4倍に引き上げています。
・京都で運営する仕立て屋
→これまで人類学や開発経済学という文脈で語られることの多かった「アフリカ」の現代文化に着目し、アフリカ布と京友禅をつかってオーダーメイドの仕立て屋をトーゴの職人と展開、遠い国を近い存在として認知してもらう活動をしています。
事業を通してどんな世の中にしたいか
世界各地の職人技を掛け合わせる事業を通じて、みんなが笑って過ごせる世界をつくりたいと考えています。その地域にしかない価値あるものを届けていくなかで、大切なものを大切にできる世の中に、また、正直者がバカをみない社会にしたいと思っています。
S認証への想い、期待など
事業性のみならず、社会性のバランスをとっていく動きが、いよいよ本格化してきた印象を受けました。CSR元年といわれた2000年代から、CSVのムーブメントを起こした2010年代を経て、この「S認証」が生まれた2020年代。新たな時代の幕開けを感じました。