合同会社舞どりーむ

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医療,福祉

障害福祉サービス

取り組んでいる行動

企業に在宅雇用として就職することを目指す精神障害等のある人を対象に、イラストやデザインの技術を習得しながら在宅で働くことができる場所を提供し、希望に沿った企業に就職できるようにすることを目指しています。

○作業内容
一般的な就労支援事業所での作業は単純な軽作業が中心であり自分の作業と社会との接点が見えにくいため、仕事のやりがいを感じられないケースが多い。このため、利用者の定着が難しく安定した専業所運営が難しいことが多くなっています。一方、同社の作業はオリジナルTシャツのデザインでありお客様の喜ぶ顔が見えるため社会との接点を感じやすく、仕事のやりがいを感じられるケースが多い。やりがいが仕事へのモチベーションへと繋がり、利用者の定着に繋がっています。

○利用者の立ち位置
一般的な就労支援事業所では利用者をお客様として対応しているケースが多く見受けられます。これは、サービス利用者の人数や利用日数等に応じて給付される訓練等給付費収入が事業所を運営する上で、大きな収入源になるからと考えられます。このため、事業所側は利用者が求めている作業内容ありきで作業を提供することとなり、その作業内容が社会的に必要とされていないケースが多いです(作業内容に継続性がなく、長期的な作業とならない)。一方、弊社では利用者はあくまでもスタッフとして対応しており、お客様はオリジナル丁シャツを購入してくれる方々という認識のもと事業所運営を行っています。

訓練等給付費収入は大きな収入源であるものの、持続可能な事業所運営を意識して就労支援事業収入(オリジナルTシャツの販売による売上)をしっかりと確保していく方針です。このため、利用者が入所する際はしっかりと面談を行い「お客様の喜ぶ顔が見たい」という前向きな姿勢がある方かどうかの確認を行っております。こうた考え方が徐々に浸透してきており「もっとお客様に喜んでもらいたい、」という思いから、自分自身でデザインの勉強や練習をする利用者が増えています(自発的な行動に繋がっている)。また、安定した仕事ができ、デザインカに優れている利用者については、利用者の希望があれば大都市圏の企業に在宅雇用として一般就労への移行が出来るようにサポートして参ります。
これらの違いにより、「誰もが挑戦でき活躍できる社会」の実現を目指し、事業所運営を行っていく所存です。

事業を通してどんな世の中にしたいか

デジタル工房幸福堂は、「外出が困難な精神障害等を持つ人」に対して、「在宅における就労支援」に関する事業を行い、「誰もが挑戦でき活躍できる社会」に寄与することを目的とする。

S認証への想い、期待など

なんとなく頭で考えていることを文章にする難しさを痛感しましたが、改めて自社の取り組みについて考える機会になりました。
強み・弱みのレポートをいただけたことは、今後の経営計画を立てる上で大変参考になります。