株式会社西浅

  • 環境
  • 地域 / 社会
  • 働き方 / 雇用
  • 伝統
  • 多様性
  • 教育
  • 医療 / 福祉
  • 健康
  • 貧困
  • 開示 / 説明責任

卸売業・小売業

鮮魚小売業

取り組んでいる行動

水産流通の川上~川下において「魚」を単なる利益を生む商品としてしか扱わない人(業者)が大半な中、自然界から頂く慈しむべき生き物として丁重に扱う人(業者)も残っています。当然後者の方が品質が良く、何よりもヒトの愛情が込められていることは言うまでもありません。

その「本質が宿るアナログな価値」を社会に伝えるべく当社は「ホンモノ産直」という活動をしています。信頼し合える生産者と絆を深めつつ良い商品を提供し、さらにそれに共感して頂ける消費者を繋ぎ、「本来あるべき水産流通」の実現に取り組んでおります。「ホンモノ産直」は、生産者から提供される良品やその日に獲れた漁獲をこの季節・地域の産物として適正な価値を見出し、適正価格にて買上げ、適正価格にて消費者へ販売することで、消費者に良品を届けると共に生産者と適切な利潤関係を築くことが可能です。また、生産者へ消費者を繋げる取組として品質に対する声をフィードバックする取組も行っており、これにより生産者のモチベーションを高めることができると考えております。

事業を通してどんな世の中にしたいか

<利益と道徳倫理が反比例する社会から、正比例する社会を目指す>

グローバル資本主義や利益至上主義が経済面だけでなく公共・社会面にまで蔓延してしまった昨今、土台であるはずのいわゆる道徳倫理が残念ながら棄損・縮小しており、「世界に誇る日本の魚食文化を伝承する」はずの我々水産業も例外ではありません。当社の取組をもって、「人間として公正で道徳的な社会」を目指します。

S認証への想い、期待など

地域の小さな枠組みに過ぎないのに、社会的課題に対して真摯に取組む同志がこれほど沢山いるのかと驚きながらとても勇気づけられた。むしろグローバルだったり大規模な存在だとこのような「篤い志」を実現しずらい訳で、まさに令和版デモクラシーの萌芽と捉えたい。