錺金具竹内

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製造業

13 家具・装備品製造業

取り組んでいる行動

まずは錺金具のことを多くの方に知ってもらうために、宗教工芸の枠を越えて様々なシーンで錺金具の飾る力を活かす取組を始めました。その一つが2020年より立ち上げた『錺之-KAZARINO-』です。
錺金具の技術を用いて普段の暮らしの中で楽しめるものを作っている自社ブランドです。また、若い世代への伝統の承継と他業界とのコラボレーションによる新製品の企画開発にも取り組んでおり、京都精華大学との産学連携で同大学客員教授金谷氏(セメントプロデュースデザイン代表)のもと同大学の学生に製品デザインを担ってもらい、蚊遣り『KUYURI』が完成しました。
オープンファクトリーや学校での授業においては、錺金具の歴史や必要性、技術の素晴らしさを伝え、これ以外にも一般の方に錺金具に触れていただける機会として自社仏閣を訪れていただく事も必要ですので、大原野神社のライトアップ、上賀茂神社での光る絵本展などを開催しました。

事業を通してどんな世の中にしたいか

錺金具は本来、仏壇を装飾して極楽浄土を表現し、仏様に向き合う人々の心を癒したり、お寺や神社をきらびやかに飾りその建築物の美しさをより引き立て、見ている人々の心を明るくしたりするものです。
「飾る」という役割で、人々を幸せにすることが錺金具の真髄だと思っています。弊社の目指すところは、錺金具の持つ「飾る」という力で人々を幸せにすること、笑顔にすることです。

S認証への想い、期待など

多くの会社様が社会的課題の解決に取り組んでいることを知ることができ、自社の事業展開における社会的課題への取り組みを再度考える良いきっかけになりました。
「世のため人のため」に事業をすることこそが、企業や地域の持続的な成長に必要であるとう思いを一層強く抱きました。