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製造業
11 繊維工業
取り組んでいる行動
前身の事業時代、社員のアレルギー発症を機に当たり前のように扱っていた染料の成分に疑問を持ち分析を行ったところ、染料に有害物資に指定される成分が入っていることが分かり、染料・染色方法の開発に取組みました。そして、大学との共同研究で、万葉時代に開発された染め方を活かした新万葉染めを開発しました。
染料は天然材料のみにこだわり、化学成分によるアレルギー発症の心配もありません。また、同じく天然染料を使用する草木染めでは染め出しづらい豊かな色彩を再現でき、何度も染め重ねが必要になる濃色も手間をかけずに再現することができます。そのため、これまでのように大量の化学染料を使用することもなく、完全自然染めのため廃水は一般の排水としての処理を許可されており、直接川に流しても生態系への影響もありません。
このほか私たちの工房では新万葉染めの体験工房を開催しており、植物園や公園の使用済み植物で自然由来の染物の体験を通じて環境への配慮や持続性とファッションの在り方について考えていただく機会を提供しています。