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卸売業・小売業
食品小売業
取り組んでいる行動
弊社では、企業様より、3分の1ルールによる販売期限や、箱潰れ、過剰在庫、パッケージ変更等の様々な理由により、まだ食べられるのにもかかわらず廃棄せざるを得なくなった食品を、適切な価格で買い取りをさせていただき（企業様はそれまで、商品が無価値になった上に、廃棄費用をコストを払っていた廃棄物を、廃棄費用を大幅に削減し、さらに売り上げを立てることができます）、一般のお客様向けに店舗でリーズナブルな価格（激安販売ということではなく、納得性のある価格）で販売をさせていただいています。また、店舗では、食品ロスの現状を掲示したり、家庭での食品ロス削減の意識をもっていただくために、親子ワークショップを定期的に開催し、家庭での食品のオペレーションの主体であるお母さまとその影響を多大に受けるお子様に向けた啓蒙活動をおこなっています。さらに、夏休みには、学生（大学生、高校生）のインターンシップ生とともに、食品ロス削減について考える機会を設けたり、ワークショップの運営を行っています。
事業を通してどんな世の中にしたいか
私の好きな言葉に「食をまっとうすることは、命をまっとうする」という言葉があります。「いただきます」は、「命をいただき、命をつなぐこと」です。期限という数値で食べるか捨てるかを判断するのではなく、人間本来の五感で判断し、ひとりひとりが食をまっとうできるような世の中になることを目指します。
S認証への想い、期待など
申請にあたり、がむしゃらに行ってきた事業を、少し立ち止まって見つめ直す大変良い機会になりました。そのことにより、現在の事業は大変な価値があることに気づき、今後の展開の意欲をさらに高めることなりました。